ベジタリアンになれない理由

美大の卒業制作を終えて、ずっとやってみたかった習慣をあたらしく作りました。

それは、かつおぶしを削ってお味噌汁をつくること!

美大の卒業制作関係ない。



わたしもともと「ほんだし」育ちなので、出汁をひくことは憧れでした。

小麦を控えるのと同時期に、「ほんだし」のパッケージで小麦が含まれていることを知り、「ほんだし」との別れ……。(※ごく微量の話で、当時気にしすぎていただけです)

からの、昆布・かつお・にぼしとの出逢い……。


あの香り、味を感じるときほど日本人に生まれてよかったと強く思うことはありません。

これが理由で、わたしはベジタリアンになれない気がするくらいです。(もちろん野菜出汁で攻める手はある)


2016年の目標の1つが、ほんだしを一切使わないこと。これが無事済んだので、2017年は毎度かつおぶしを削っていきたい構えです。さらに最近はしいたけさん(吉田戦車リスペクトを込めて)が常備仲間入り。

ことの発端は友人の前でかつおぶし、けずりぶしを間違えて発言したことから。

(そういえば、けずりぶしと、かつおぶし。違いってちゃんと知らないかも)

調べながら……気付くと実際にかつお削りたくてしょうがなくなっておりました。


話は変わって、卒業制作の時期。4月の時点で1か月前倒しで組んでいたスケジュールがどんどん推して、直前ではデッドラインを半分超えていました。

ごはんはお家でつくるが基本でしたが、ごはんをつくる余裕もない。必然的に外食が増え、大嫌いなコンビニ弁当こそ口にしませんでしたが、食の品質超低下。

小麦にお肉、濃い味付け……。口にするのを避けていたものは、基本食べると体の不調がすぐきます。しかし、修羅場モードで体調不良が通常運転だったため、食による不調に気付けず……

気付くと……

舌が完全にジャンク。濃い味じゃないと食べた気がしないし、パンがないと一日楽しくない……。

この状態が2週間ほど続き、打開策にアマゾンしたのがこのかつおぶしでした。

高評価のレビューをかなり拝見しましたが、正直……削りたてでどこまで変わるものかと半信半疑。それで、届いてすぐ削って食べてみたのですが…

(……やっぱりよくわからない)

というのが正直な感想。

びっくりしたのは、お出汁をとったとき。

口にした途端、

(あ、違う。これ違う)

ふつふつと感動が沸きあがってきました。

ちゃんと削ったかつおを使うと、お外でお味噌汁が飲めなくなります……。人にぜひオススメしたいものの、コスパよくない&手間もかかるので難しいでしょうね。


中々食生活を改善したくてもうまくいかないという方には、和食を極めてみると変化があるかもしれません。


因みに削っている道具はこちら。私が今回購入したものは、柔らかいあらぶしなので、ピーラーでも削れます。ただ、「かつおぶし」というには見た目が弱いですね。手間はかかりますが、削れてあらわれる姿にもなかなか感動を覚えますよ。

39s Recipe

しあわせって簡単。Mikuです。 モノづくり・コトづくりが好きなデザイナーです。

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